心の黄色信号を察知しよう!悩みが体への負担となる前にするべき行動とは?
こんにちは。
モヤモヤとした悩みに日々悪戦苦闘している、あれすけです。
何か自分の中にあるモヤモヤとした悩みの正体を知ることは難しく、気づかないうちに体や心へ負担がかかることもあるかと思います。
今回は「なんか心のどこかにモヤモヤとするストレスがあって体調も普段と比べてあまり良くない感じなんだけど、こんなときにはどうすればいい?」という疑問にお答えしたいと思います。
本記事は以下にあてはまる方を対象としています。
- 休みの日も具合が悪くなるぐらい思い詰めており、睡眠不足を感じている方
- 最近、何かとストレスや疲れを感じており、体調も普段と比べてあまり良くないと感じる方
- 悩みはあるんだけど、何を悩んでいるのかが分からない、もしくはなんで悩んでいるのか分からない方
また、本記事の内容は学生の方、社会人の方問わずに参考になるかと思いますので、ぜひご覧いただければと思います!
精神科医から見る病気の捉え方
今回のお話にあたり、樺沢 紫苑さんの「頑張らなければ、病気は治る―――がん、うつ、慢性疾患や難病・・・すべて『頑張らない』から治るのです」の本に一部重要なことが書かれており、そちらを参考にしております。
本書は全ての病気の治る・治らないの考え方について患者さんの精神面からアプローチされており、樺沢さんの24年間の精神科経験の集大成となった一冊となっています。
ここで多くの方が疑問に思うはずです。
「頑張らないで病気が治るってどういうことだ?『闘病生活』という言葉があるように、病気と闘い、結果病気に打ち勝ったときに治るんじゃないのか?」と。
病気は味方という考え
樺沢さん曰く、病気は「これ以上体に負担がかかると、それこそ大変なことになる」という自分への合図、危険信号であるとのことです。
猛烈に仕事が忙しい人がうつ病になる場合を考えてみます。
最初は体がだるいと感じるだけであったのが、次第に疲れが全く取れなくなり、気分が落ち込み、会社にも行けなくなってしまい、「うつ病」との診断。
このとき、「なんでうつ病になったんだろう」と病気を呪いたくなるはずです。
ただ、「うつ病」は体にこれ以上は危険だと知らせる味方だと考えると、「うつ病になったおかげで過労死を回避できた」と考えられるのではないでしょうか。
味方である病気の黄色信号を察知しよう
すみません、本書の概要はここまでとして、ここからは記事の本題に入ります。
「うつ病の発症」は味方とはいえ、その状態になると、体にとっては大きな負担です。そこで、前兆である体のだるさのような黄色信号に気づき、単なる疲れや風邪以外の要因として「最近の自分の精神状態」を整理ことができれば、うつ病の前に対応ができると私は考えます。
なぜなら、整理することで客観的にどのくらいの大きさ・数の悩みを抱えているのかを理解し、専門家に対処法を相談しやすくなるためです。
自律神経失調症
私は過去、いきなり以下の症状が現れました。
- それまではバリバリ仕事のやる気があったのに、急にやる気がでなくなった。
- 休みも仕事中も不安な気持ちになり、吐き気がずっと続いた。
- 夜、何時に寝ても朝の3時・4時ごろに目が覚めるようになった。
そして精神科で診断してもらった結果、「自律神経失調症」と呼ばれるものでした。
循環器や消化器、呼吸器などの活動を調整するため、自分の意思とは無関係に24時間働き続けているのが自律神経である。自動的に反応する神経のため、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫などの機能を無意識に調整しており、生命維持には欠かせない。自律神経の緊張が亢進すると、体のだるさ・便秘や下痢・頭痛・ほてり・動悸・しびれなどの症状が出現する。「自立神経失調症」は特定の疾患名ではなく、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経の2つのバランスが崩れた状態を意味する慣用表現である。原因としては不規則な生活や過度のストレスを誘因に一過性に出現する場合、何らかの身体疾患に随伴する場合、うつ病や不安症の症状の一部として出現する場合などがある。
つまり、生命維持に必要な自律神経が様々な原因によりバランス崩壊してしまったような状態です。
うつ病まで深刻な状況にはなっていませんが、体への異変が現れているような状態だったということですね。
仕事を頑張りすぎていた
そのときまでは、ITエンジニアとしての自分の成長のため、また、会社の売上を増やすためにも、任された仕事は自分の使命だと思って仕事に取り組んでいました。
さらに、ネット上のベテランエンジニアの方々からは「ITエンジニアになるなら休みも努力する覚悟をした方がいい」との言葉があったため、このくらいは当たり前だと思い、休みの日もずっと仕事に関する調べものをしていて、成果を出すのに必死だったなと思います。
同時に、IT業界でバリバリ働くのが本当にやりたいことではなかったことではないのかもしれないと考え、退職に向けての考えを起こし始めました。
(ここの内容は別記事で深掘りしたいと思います!)
病気が味方に感じた瞬間
体に異変が無ければ、自分の限界を超えて働き続けることになっていたのだと思うと、樺沢さんの言う通り、この「自律神経失調症」は味方だと思わざるを得ません笑
もっと恐ろしいことは、もし自分の体の異変を異変と思わなかった場合です。
自分がこの体の異変から自分を見つめなおし、精神科へ行ってみる選択をしなければ、それこそ自分がうつ病になっていたかも分かりません...
以上から、「自律神経失調症」は、仕事には別に疲れていないし楽しんでいると思い込んでいた自分に、自分を見つめ直すタイミングをくれたんだなと思いました!
悩みが体や心の負担になる前にするべきこと
私の場合、体に異変が現れてから自分を見つめなおし、精神科に行くという結果となりました。本来であれば、体の異変が現れる前に見つめなおすことが必要であるのかもしれません...
そこで、私がこの「自律神経失調症」の症状が出てから精神科に行ってみるという行動に移すまでの過程、考えたことを述べ、私を含め、読者の皆様が今後体の異変に気付く前にすべきこととして共有できればと思います!
流れとしては、「マインドマップで整理→相談」です。
悩みを整理する
冒頭でもお伝えした通り、モヤモヤとした悩みの正体を知ることは難しいことのように思います。
なぜなら、悩みは複雑な要因が絡み合っているからです。
私は体調不良になった時点で、「退職したい」という結論がありましたが、色々考えた末の考えなので、自分でも理由がまとまらず、分からない状態でした。
そこで、退職に行き着くまでの過程を「マインドマップ」により深掘りすることにしました。
マインドマップを使う
悩みの整理にはマインドマップを作ってみることをオススメします!
マインドマップ作りは、一つのテーマから枝分かれさせて自分の考えを掘り下げる作業です。
箇条書きと違い、思いついたときに余白に線を引っ張って話題を繋げていく作業となるので、箇条書きよりも楽しめるし深堀りできると思います。
この内容については長くなるので、また別記事で詳しく書きたいと思います!
なお、マインドマップ作成では以下の書籍が参考になると思います!
マインドマップのメリットについて書かれており、後半では色々な方のマインドマップ例が掲載されているので、マインドマップを書いたことのない人でも実践しやすい内容となっています。
整理した後、相談する
マインドマップで悩みを整理した後は専門家への相談です。
私の場合、精神的な病であることが認められれば正当な退職理由になると考えたので、精神科に通うことにしました。
ここで、悩みを整理していたので、精神科の先生との診察がスムーズに進んだと感じました!
何に悩んでいるのか、どうして悩んでいるのかが明確になっていたからだと思います。
以上から、もし悩み相談を検討されている場合、「一度マインドマップで整理→相談」の流れをオススメしたいと思います。
精神科以外の専門家への相談について
よりカジュアルに、オンラインで低価格のカウンセリングを受けたい場合、ココナラを利用するのが良いと思います。
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ココナラでは、「悩み相談・カウンセリング」及び「占い」のカテゴリがあり、多くの人が悩み相談を受け付けています。
値段は人によってバラバラですが、たまに発行される500円分のクーポンを利用することで、お得にカウンセリングを受けることができます。
おわりに
以上、今回は「病気は味方」という考えと私の経験談から、悩みが体への負担となる前にするべき行動についてお伝えしました。
今後も、メンタルに関すること、悩みとの付き合い方についていろいろと情報発信していきたいと思いますので、ぜひチェックのほどよろしくお願いします!