【HSP】正社員フルタイム労働は当たり前?自分の心身を守れる働き方を選ぼう!
冒険好きだけど繊細なITエンジニア、あれすけです。
心理学的に、敏感・繊細な気質をお持ちの方はHSPと呼ばれています。さらに、繊細なのに外に刺激を求めるタイプはHSS型HSPと呼ばれています。
そして、私も世の中に数%しかいないと言われるHSS型HSPの一人です。
私はここ最近まで、立派な大人は正社員フルタイムで働くことが当たり前だと思っていました。
恐らく、そうあるべきだという自然なイメージが子供の頃からあったからだと思います。
しかし、この「正社員」という働き方がHSPの自分を苦しめていたんだなと感じ、その道から外れ、契約社員になる選択をしました。
今回は、その理由についてお話していきたいと思います!
正社員が自分に合わなかった理由
この理由は、「正社員は責任の範囲が広く、仕事をしようと思えばいくらでも仕事ができる環境だけど、それを自分でコントロールできなかったから」だと感じます。
「仕事は責任を持ってやり遂げる」というのは社会人の常識です。
これは全員が持っている感覚だと思うのですが、これをどのぐらい重く捉えているかは人それぞれのように感じます。
ここで、私の経験をもとに、HSPは仕事のプレッシャーを必要以上に重く受けがちなんじゃないか?という考察をしていきます!
終わらない量の仕事を前にして
例えば、私の先輩のTさんと食事に行った際、Tさんは、笑顔でこう語っていました。
「最近いろいろと仕事を振られて仕事が溜まっていてね。絶対に終わらないのが目に見えているんだよね!まあ、終わらなそうだし、もし終わらなかったら、ゴメンナサイするしかないなーと思ってるよ!あと、直近で休みも取ろうかなーとも思ってる!」
このお話を聞いたとき、私は、そんな辛い状況で私をご飯に誘ってくれるし、こんなに笑顔を振りまいてくれるんだ...と、すごい感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました笑
もし私がTさんの立場だったら、食事の時間も抜きにして、休みも取らずに全力で仕事を終わらすことに集中しているのだろうなと思います...
仕事のプレッシャーをどう捉えるか
このように、「終わらないぐらいの量の仕事」というプレッシャーを受けてどう捉えるかがHSPとHSP以外で大きく違うのかな、と感じています。
誰かにとっては、「まあなんとかなるっしょ!」と感じる仕事でも、私にとっては、朝起きてから寝るまで、そのことしか考えられなくなるくらいのプレッシャーになる自信があります笑
例えば、私は契約金額が数千万円レベルのプロジェクトの一端を任されたことがあります。
このときには、まだ始まってもいないのに、いろいろなことが不安で憂鬱な気分になり、土日もずっとこのことを考えていたせいで体調を崩したことがありました!
今考えても仕方無いことなんだろうな、と思いつつも、ネガティブ思考が上回ってしまいましたね笑
成長できるところは嬉しい!
以上、正社員のネガティブ部分だけを切り出しましたが、正社員も悪いことばかりではありません笑
私が当初エンジニア転職する際には正社員として働くことに前向きでした。
それは、「自分の成長のために、どんどん仕事をしよう!」というマインドがあったからです。
実際に、上司から仕事が与えられたり自分で課題を見つけると、やる気が溢れてきますし、どうやって課題を解決するかを休みの日も考えるぐらい、ひたすら夢中になっていました。
そして、その仕事で誰かの役に立つことが嬉しく感じることもありました。
これはHSS型HSPの性(さが)なのかもしれません笑
このマインドは「仕事が楽しい!」と感じることにつながりますし、HSSの良さ、HSPの良さを十分に発揮できていると感じます。
区切りをつけることが大事!
以上から、「正社員は責任の範囲が広く、仕事をしようと思えばいくらでも仕事ができる環境だけど、それを自分でコントロールできなかった」ために、自分は正社員に合わないと感じました。
HSPの方が正社員を続ける上で気を付けなければいけないことは、仕事に夢中になりすぎると、逆にプレッシャーも必要以上に感じてしまうことだと思います。
ここは、先輩のTさんを見習って、区切りをつけることが大事だなと感じました!
夢中になるとゴールを見失いがちになるので、手を付ける前に、自分がやる仕事はここまで!とルールを決めていくことが必要です。
自分への負担を減らすために働き方を見直してみる
以上、仕事に夢中になっていたばかりに、仕事のプレッシャーが、いつの間にか大きな負担になってしまい、体調を崩してしまったのが私の経験です。
しくじり先生的な失敗談ですが、HSPの方は、是非、体調を崩す前に、働き方を見直す機会を作ってもらえると幸いです!
正社員から契約社員へ
現在、私は「正社員は無理!」ということを会社へ伝え、契約社員として時給2000円の1日4時間勤務とさせてもらっています。
(相談した上司がとても優しく、働き方を考えてくださったので感謝しています!)
そのおかげで、「責任が減った+時間の使い方が自由になった」ことで日々のストレスがなくなったと感じます。
また、それなりに専門性の高い職種であることから、生活できるだけの時給が保証されている点でも安心しています!
退職したいけど上司への相談や伝えるのが怖い方へ
今の会社では理想の働き方はできない。会社のことを考えると体調が悪くなって、もう明日から会社に行きたくない、と感じていても、そのことを上司に伝えるのが怖いし、誰にも相談できないと感じる方も多いと思われます。
そのような場合、退職代行サービスを利用するのも一つの手です。
現在では、そのような悩みのために、退職代行を専門にされている組合が存在します。
退職代行ガーディアンは、労働者のために運営されている組織「合同労働組合」が提供する、簡単で確実に退職手続きを進めてくれるサービスです。
正社員・アルバイト・パート問わず一律29,800円、追加料金無しで利用できるため、退職代行の専門会社や弁護士にお願いするよりも、気軽に利用できるところがポイントです。
これからITエンジニアを目指したい方へ
正社員・契約社員・派遣社員・フリーランスと、自分に合った働き方を選びやすいのがITエンジニアの一つのメリットです。
働き方が選べるITエンジニアっていいな!と思われた方へ、もし興味があれば、一度気軽にITエンジニアの仕事に触れてみることをおすすめします。
最近では、ITエンジニアの需要がかなり大きく、1-3ヶ月の期間、無料で学べるエンジニアスクールが存在します。
それが、ProEngineerのエンジニアカレッジ です。
ここでは、1-3ヶ月の学習に加え、その後のIT企業への就活サポートまで無料で受けることができます。
無料である理由はスクール卒業生を雇う企業側から協賛金が出ているためです。
基礎から学べるコースなので、パソコン操作に苦手意識のある方でも安心して受けることができます。
現在はオンラインで開講中であり、週3(月, 水, 金)夜間コース(19:00-22:00)もあるため、地方在住で平日が忙しい場合でも対応可能です。
また、申し込みにあたり、30歳までの方であれば、職歴、学歴は一切問われません。
途中解約の違約金も発生しないため、現在就業中の方も、まずは無料相談(オンライン)を行い、良ければ受講し、内定が出たら現在就業中の会社を辞めるかどうか検討するのも良いかと思います。
おわりに
以上、私の経験から、仕事のプレッシャーにいつの間にか押しつぶされてしまわないように、心身を守れる働き方を考えてみましょう、というお話をしました。
HSPの方は責任感が強いため、相談される機会も少ないかもしれません。
しかし、不安を抱え込みすぎて体調が悪くなる前に、上司や精神科の先生に相談されることが大事です。
このお話がHSPの方にとって参考になれば幸いです!