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HSS型HSPの大学院卒ITエンジニアが、働き方、ITエンジニア転職、心のケア方法をお伝えしていきます! 

ITエンジニア未経験でも転職の可能性が高くなる資格、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトについて解説!

東証マザーズ上場IT企業で働いているクラウドエンジニアのあれすけです。

私はこちらの企業への転職当時、エンジニアとしての経験年数はたった1年であり、大したスキルを持ち合わせていませんでした。

そのような自分が、ある資格を持っていたことが理由で、面接に合格し入社できた経験をお話したいと思います。

そのため、現在、未経験でエンジニア転職を目指されている方や、エンジニア経験年数が浅いけど転職したいとお考えの方へ、この経験をお伝えできればいいなと思います!

 

person using MacBook Pro

目次

 

結論:AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格は転職に役立つ

結論から申し上げますと、私が転職当時に取得していた資格はAWSソリューションアーキテクトアソシエイト」となります。

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この資格は私と企業、双方のニーズが明確に表れた資格なのです。

  • 私:AWSを仕事にしたい!→資格取得しよう!
  • 企業:AWSの幅広い知見を持った人材が欲しい!→資格を持っている人を探そう!

それでは、私も企業も仕事で必要としているAWSとは、ソリューションアーキテクトとは一体何なのか?

以下でご説明したいと思います!

 

AWSって何?

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https://aws.amazon.com/jp/


AWSはアマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Service)の略称で、株価3000ドル越えの大企業、Amazon.comが所有するクラウドサービスです。

2020年2月時点で世界的にシェアのあるクラウドサービスは以下の4つです。*1

  • AWS:2019年マーケットシェア 32.7%
  • Microsoft Azure:2019年マーケットシェア 14.2% 
  • Google Cloud:2019年マーケットシェア 4.2%
  • Alibaba Cloud:2019年マーケットシェア 4.1%

このように、2019年の時点でクラウド市場の世界シェアの1/3がAWSにあります。つまり、世界で動いているコンピュータ・ネットワークのサービスは今やほとんどAWS上で動いていると言っても過言ではありません。

また、AWS 認定資格は、日経 xTECH(日経BP社)が実施した「IT資格実態調査 2018/取得したい資格ランキング⋆」で1位に選ばれています。

資格取得状況から見ても、AWSに対する需要は大きいことが分かるかと思います。

 

ソリューションアーキテクトとは?

AWSには、165を超えるサービスが存在します。

インターネットで何か事業を作りたい!と思った時には、AWSのサービスを上手く組み合わせれば、事業が作れてしまうということです。

ソリューションアーキテクトは、その「AWSのサービスを上手く組み合わせれば」の部分を担当する役割を持っていると考えて頂ければと思います。

 

AWSサービスの数

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https://aws.amazon.com/jp/

 

以上のように、165以上と聞くと、かなり数が多くて萎縮してしまうかもしれませんが、本当に重要なサービスは10個ぐらいかな、というイメージです!

鍵盤で弾いた音楽に対して伴奏を加えてくれるサービスもあったりと、「何の役に立つの?」と思うものもあるので、それらを含めて165以上あるということで、色々といじって楽しめるんじゃないかと思います笑

 

アソシエイトレベルに求められること

ソリューションアーキテクトアソシエイトで求められることの一つとして、一般的なサービスを動かすにあたって基本となるネットワーク設計ができることが挙げられます。

例えば、以下の図は自宅でリモートワークできるネットワーク環境の設計を表したものになります。自宅のPCからAWSのネットワーク内にあるリモートワーク用のWindowsにログインして操作できるような設計になっています。

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https://aws.amazon.com/jp/quickstart/architecture/rd-gateway/

このような図を初めてご覧になる方はちんぷんかんぷんかと思いますが、この図を見てどういう設計か説明できるレベルがソリューションアーキテクトアソシエイトに求められるレベルとなります。

この図自体はAWS公式のものを参考としており、実際の説明は以下の通りです。

  • 2 つのアベイラビリティーゾーンにまたがる可用性の高いアーキテクチャ。*
  • AWS のベストプラクティスに基づいてパブリックおよびプライベートサブネットで構成された Virtual Private Cloud (VPC)。AWS で独自の仮想ネットワークを実現します。*
  • インターネットへのアクセスを提供するインターネットゲートウェイ。このゲートウェイは RD ゲートウェイインスタンストラフィックの送受信に使用されます。*
  • プライベートサブネット内のリソースからのアウトバウンドインターネットアクセスを可能にする、マネージドネットワークアドレス変換 (NAT) ゲートウェイ。*
  • 各パブリックサブネットで、Auto Scaling グループに含まれる最大 4 つの RD ゲートウェイインスタンス。これはプライベートサブネット内のインスタンスへのセキュアなリモートアクセスを提供します。それぞれのインスタンスには Elastic IP アドレスが割り当てられているため、インターネットから直接アクセスできます。
  • RD ゲートウェイロールをホストする Windows ベースのインスタンスのセキュリティグループ。管理者 IP アドレスからの TCP ポート 3389 を許可する Ingress ルールを備えています。デプロイ後は、代わりに TCP ポート 443 を通じて管理アクセスを設定するようにセキュリティグループの ingress ルールを修正します。
  • プライベートサブネットにあるインスタンス用の空のアプリケーション階層。さらに階層が必要な場合は、独自の CIDR 範囲で追加のプライベートサブネットを作成できます。

 

 

なんか大変そう...

この説明を見て、IT未経験の方からしたら、「勉強することが多くて、かなり難しそう」と感じるのも致し方無いと思います。

私も独学で3か月ほど勉強していましたが、専門用語が多くてかなり難しいと感じていましたし、途中で投げ出したくなることもありました。

ただ、実際に難しいと感じる、敷居が高い、知っている人が少ない領域の仕事だからこそ、企業としても、エンジニアの経験が浅くても「AWSソリューションアーキテクトアソシエイト」の資格を持っているぐらい学習意欲のある人を欲しがっているのも現実です

今の時代の最先端のクラウド技術を扱える数少ない人間、という自信を持つことにもつながりますので、エンジニア未経験でも、一つの強みとして、この資格を取って損は無いと思います。

 

初心者向けの資格:AWS認定クラウドラクティショナー

補足として、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトが難しいと感じる方へ、AWSの初心者向け入門資格である「AWS認定クラウドラクティショナー」の存在もお伝えしたいと思います。

aws.amazon.com

転職してすぐにAWSの仕事がしたい!という方にはあまり向かないと考えますが、AWSでどんなことができるのか知りたい!という方はぜひこちらの資格もチェックされると良いと思います!

 

学習方法

私がAWSソリューションアーキテクトアソシエイト取得時に参考にしたのはUdemyという動画教材サービスです。

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教材の料金は数千円~数万円までバラバラですが、2週間に1回ぐらいのペースで全教材が1400円ぐらいになるセールを実施中なので、そのタイミングで買うとお得です!(元値とは一体...?)

 

これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)

AWSのアカウントを作り、実際に動画に合わせてAWSの操作をしながら学習するので、自然と覚えていけるかと思います!

私はこれで、上記「アソシエイトレベルに求められること」に示したようなネットワーク図の意味を理解していきました。

 

【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

一通り学習した後のアウトプットにおすすめです。

私はこれを使って1ヶ月ぐらい学習していました。

全部で390問もあるので、試験の内容を網羅できます! 

 

未経験からエンジニアを目指したいけど、独学だと辛い方へ

私の経験上、AWSの資格を取得すれば、自信を持って就活してみると、良い結果が得られる可能性はあると思います。

ただ、未経験から正社員のITエンジニアとして働きたいけど、独学で資格を取ったり、プログラミングのポートフォリオを作って自分で行動し、企業から内定をもらう自信の無い方もいらっしゃるかと思います。

実際、私もITエンジニアを目指した当初は業界未経験で仕事を探して、その求人数の少なさに絶望しました...

やはり、雇う側は業界経験年数も考慮するので、少しでも業界経験があると転職に有利に働くことには間違いありません。

その中で私が見つけたのがProEngineerのエンジニアカレッジです。

ここでは、2~3ヵ月のIT研修を無料で受けることができ、さらに就活サポートまで付いています。

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研修内容は、パソコンの仕組み・インターネットの基礎から始まり、プログラミング、Linuxの操作と幅広く行われています。

このスクールのポイントは費用が全額無料である点です。
それは、スクール卒業生を雇う企業側から協賛金が出ているからとのことです。

また、申し込みにあたり、30歳までの方であれば、職歴、学歴は一切問われません。

そして、現在、新しく登録された方には1000円分のクオカードが貰えるようです。

新型コロナウィルス感染症の拡大の影響で世界的に失業が増えている中、IT業界の雇用の需要の強さがうかがえますね。

 

おわりに

今回は、私の転職活動で有利に働いた、AWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格について解説しました。

AWSは業界的に需要があることには間違いないので、勉強して損は無いと思います!

引き続き、AWSに関連した情報、IT業界での働き方、転職情報について私の経験から発信していきますので、チェックのほどよろしくお願いします!

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