【HSP】繊細な気質の方がITエンジニアに向いている理由を考えてみました
冒険好きだけど繊細なITエンジニア、あれすけです。
心理学的に、敏感・繊細な気質をお持ちの方はHSPと呼ばれています。さらに、繊細なのに外に刺激を求めるタイプはHSS型HSPと呼ばれています。
私がHSS型HSPであることは最近知ったのですが、過去を振り返ると私のHSSの部分、HSPの部分はどちらもITエンジニアに向いていたんだな!と思っています。
今回は、HSPの部分に特化し、そのように感じた理由をまとめてみました。
「公務員、接客業や営業職だと頻繁にお客さんからクレームが入って気が滅入るし、職場の人付き合いですぐにメンタルがやられてしまう自分には何の仕事が向いているんだろう...」
そのように考えているHSPの方へ、私から、ITエンジニアという生き方がHSPの方に合っていると思う理由をお伝えしたいと思います。
今回の参考図書
本記事はこちらの図書を参考にしています。
著者は、自己肯定感が高まるようにサポートすることをモットーとされている心理カウンセラーの方です。敏感・繊細な人の特徴について、筆者の経験から論理的に説明されており、とても分かりやすい内容の本です。
HSP・HSS型HSPがITエンジニアに向いている理由
結論からお伝えしますと、理由は以下の3つです。
- 集中して学習する能力がメリットとして働く
- 実力を身に着ければ、環境に左右される心配が無くなる
- 穏やかな方が多く、コミュニケーションに気疲れしない
上記の3つは主にHSPの観点から考えてみました。
それでは、詳細をお伝えします!
その1:集中して学習する能力がメリットとして働く
HSPは落ち着きがあり、クール、集中力があると言われています。
この集中力はITエンジニアにはとても大事なものだと私自身は感じています。
なぜなら、ITエンジニアは仕事の上で必要な知識がかなり多く、必然的に集中して学習する力が求められるからです。
ITエンジニアの学習量
新卒でITエンジニアになる場合、多くの企業では1ヶ月以上の研修期間を設けています。
これは、それだけの量の基礎知識が必要であることを意味し、その上で、仕事が始まった後も、その現場で必要な技術や世の中の最新の技術を学び続けることが必要になってきます。
とてもしんどいと思われるかもしれませんが、HSPの方は生まれつきの集中力を持ち合わせています。
集中する時間を大事にするHSPの方は、他の方々と大きく学習の差をつけることができると思います!
リモートワークでも
最近では、リモートワークを推進するIT企業が増えています。
自宅で集中できる環境を整えられるリモートワークは、まさにHSP向きとも言えるので、良い時代の流れだなと思います!
その2:実力を身に着ければ、環境に左右される心配が無くなる
ITエンジニアの仕事は、どんな技術を使って、どんな問題を解決したか、といった実績で評価されます。
そして、その実力は会社の中だけではなく、IT業界全体の中で価値が付くことになります。
これは、実力を身に着ければ、環境に左右される心配が無くなることを意味します。
つまり、人間関係が自分に合わない、と感じた場合、職場を変えることが容易であるということです。
この人間関係の問題はHSPにとって本当に悩ましい問題であると感じています。
人に嫌われたくない
私は、人に嫌われることを異様に気にする人間でした。
私が高校生の頃はテニス部に入っており、真面目に取り組んではいたのですが、とあるメンバーに無視されるようになり、「ここだけの話だけど、あれすけ君はアイツに嫌われてるよ」という話も聞きました。
気にしなければいいだけの話ですが、嫌われていることをすごい意識してしまって、精神的に辛い状態になり、悔しくも退部することにした過去があります。
逃げやすい、という生きやすさ
アドラー心理学の著書「嫌われる勇気」でも言われていますが、悩みの9割は人間関係から来るものです。
その9割の人間関係の悩みをめちゃくちゃ重く感じてしまうからこそ、HSPは生きづらい世の中だと感じてしまいがちなのかな、と感じています。
それならいっそのこと、人間関係の悩みが重症化する前に逃げやすいITエンジニアという仕事は一つのHSPの天職と捉えられるかな、と感じるところです。
その3:穏やかな方が多く、コミュニケーションに気疲れしない
その1にも挙げているように、ITエンジニアは日々の学習が大事とされていることから、同じようにITエンジニアを目指してこられた方々は、自然と、穏やか・真面目な性格の方が多い印象があります。
他の業種・職種では、いろいろな性格の方が集まるため、同期でもノリについていけなかったり、仕事上話す際に気疲れしてしまうことがあるかもしれませんが、ITエンジニアは公私ともに、HSPが比較的話しやすい部類の方が多いと思います!
ITエンジニアの仕事を体験してみることも可能
ITエンジニアという仕事に興味が出てきたけど、本当に自分に向いているかどうかわからない、と感じる方も多いかと思います。
そこでおすすめしたいのが、一度気軽にITエンジニアの仕事に触れてみる、という選択肢です。
最近では、ITエンジニアの需要がかなり大きく、1-3ヶ月の期間、無料で学べるエンジニアスクールが存在します。
それが、ProEngineerのエンジニアカレッジ です。
ここでは、1-3ヶ月の学習に加え、その後の就活サポートまで無料で受けることができます。
無料である理由はスクール卒業生を雇う企業側から協賛金が出ているためです。
基礎から学べるコースなので、パソコン操作に苦手意識のある方でも安心して受けることができます。
現在はオンラインで開講中であり、週3(月, 水, 金)夜間コース(19:00-22:00)もあるため、地方在住で平日が忙しい場合でも対応可能です。
また、申し込みにあたり、30歳までの方であれば、職歴、学歴は一切問われません。
そして、現在、新しく登録された方には1000円分のクオカードが貰えるようです。
途中解約の違約金も発生しないため、現在就業中の方も、まずは無料相談(オンライン)を行い、良ければ受講し、内定が出たら現在就業中の会社を辞めるかどうか検討するのも良いかと思います。
退職したいけど上司への相談や伝えるのが怖い方へ
今の会社では理想の働き方はできない。会社のことを考えると体調が悪くなって、もう明日から会社に行きたくない、と感じていても、そのことを上司に伝えるのが怖いし、誰にも相談できないと感じる方も多いと思われます。
そのような場合、退職代行サービスを利用するのも一つの手です。
現在では、そのような悩みのために、退職代行を専門にされている組合が存在します。
退職代行ガーディアンは、労働者のために運営されている組織「合同労働組合」が提供する、簡単で確実に退職手続きを進めてくれるサービスです。
正社員・アルバイト・パート問わず一律29,800円、追加料金無しで利用できるため、退職代行の専門会社や弁護士にお願いするよりも、気軽に利用できるところがポイントです。
おわりに
最後になりますが、以上のHSP・HSS型HSPがITエンジニアに向いている理由はあくまでHSPの私の視点であり、主観も含まれていることをご了承頂ければと思います。