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アーユルヴェーダから見る健康的な1日の過ごし方とは?驚きのルーティン「ディナチャリア」の紹介!

皆さんは自分に合った一日の過ごし方、「ルーティン」をお持ちでしょうか?

最近では、芸能人の方々もYoutubeで朝の過ごし方、夜の過ごし方を紹介されているのをよく見かけるかと思います。

例えば、少し前に話題になったのはローランドさんの朝の過ごし方ですね。ローランドさんは「俺か俺以外か」でお馴染みの元ホストの方ですが、外見も生き方もかっこいいなと思って、私も色々と参考にしています笑

 


ローランドのモーニングルーティン | Morning Routine of ROLAND

 

実は、ローランドさんに限りませんが、このルーティンという考えはアーユルヴェーダ医学の観点からもオススメされている健康法なんです。

そして、アーユルヴェーダ的理想の一日の過ごし方は、「ディナチャリア」と呼ばれています。

今回は、ディナチャリアがどんな一日の過ごし方なのかを紹介したいと思います!

 

 

 

アーユルヴェーダの簡単なおさらい

このお話の内容は、前回までと同様、ディーパック・チョプラ博士の著書を参考とさせて頂いております。
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まずはアーユルヴェーダの専門用語について簡単におさらいしましょう。

アーユルヴェーダサンスクリット語の「アーユス(生命)」と「ヴィド(知識・科学)」を合わせた言葉で「生命の科学」を意味します。

そして、アーユルヴェーダの大切な考え方として、心と身体の境界にはドーシャと呼ばれるエネルギーが存在するとされています。

ドーシャは3つあり、それぞれヴァータ・ピッタ・カパと呼ばれます。

これら3つのドーシャを合わせ、トリドーシャと呼んでいます。

3つのドーシャは身体の中で以下のように別々の役割を持っています。

  • ヴァータ:身体の中のあらゆる運動を司る
  • ピッタ:代謝を司る
  • カパ:身体の構造を司る

人によって、これらのエネルギーを持つ割合は違います。

そのような理由から、寒いのが苦手、話すことが得意、小食といった性格・身体の違いが体質として現れるわけですね。

 

トリドーシャの1日のサイクル

アーユルヴェーダでは、人間の身体は自然と調和するようにドーシャのサイクルが作られていると考えられています。

つまり、1日24時間のうち、それぞれの時間帯を担当するドーシャがあり、そのドーシャが持つ身体機能が強く現れるということです。

トリドーシャの1日のサイクルは以下の通りです。

 

【1回目のサイクル】

午前6時~午前10時:カパ

午前10時~午後2時:ピッタ

午後2時~午後6時:ヴァータ

【2回目のサイクル】

午後6時~午後10時:カパ

午後10時~午前2時:ピッタ

午前2時~午前6時:ヴァータ

 

このように担当が別々になっているとは、つまりどういうことでしょうか?

それは、この身体の特徴に合わせた生活を意識することで、自然と調和し、リズムの良い生活をとれるようになることを意味します。

それでは、このサイクルをもとに、アーユルヴェーダ的理想の一日の過ごし方、ディナチャリアを説明します。

 

アーユルヴェーダ的理想の一日の過ごし方、ディナチャリア

woman stretching sitting on bed inside bedroom

はじめにお伝えします。

このディナチャリア、今までの生活と全く違う!と思われるかもしれません...

そのため、最初は抵抗があり、実践して継続するのは、なかなか難しいかもしれません。

大事なのは、全部を一気に試すのではなく、自分が実践してみたいと思ったものを少しずつ試していくことです。

まずは、全体的に、完璧なリズムの一日がどのような過ごし方になるのかを見ていってもらえれば幸いです。

 

起床:午前6時より前

はい、朝は早起きです。

具体的には、太陽が昇る直前ぐらいの時間に起きるのが理想とされています。

ここは、さっそくハードなところかもしれません笑

ただ、アーユルヴェーダの考えでは朝の時間は1日を快適に過ごす上では特に大事です。なぜなら、この時間はヴァータの時間にあたるからです。

ヴァータは中枢神経系に機能するドーシャなので、人が特に自然からの細やかなメッセージを受け取ることができる時間とも言えます。

午前6時を過ぎると、カパの時間となります。この時間帯に起きると、カパの特質が大きく現れ、一日中眠気を感じたり爽やかさを感じられなくなるそうです。

朝の早起きは生物科学的にも、一日過ごすためのバランスを整えるのに大事とされているので、ある意味科学的にも正しいと言えますね。

 

朝にやること

ディナチャリアでは、早起きだけではなく、朝に色々と実行するよう勧めています。

何をするかといいますと、主に以下の3つです。

  1. 瞑想
  2. ヨガ等の運動
  3. オイルマッサージ(アビヤンガ)

どれもあまり日常生活に馴染みがなく、実践された経験は無いかもしれません。

これらの詳しい実践方法については、また別記事で紹介したいと思います!

 

昼食:午後1時

お昼付近は3つのドーシャで言うところのピッタの時間です。

ピッタはこの時間にアグニと呼ばれる消化の炎を燃え上がらせます。

つまり、お昼ご飯は1日の中で一番よく食べる時間とすべきとされています。

また、冷たい食べ物や飲み物を摂取するとアグニの炎を消してしまい、消化能力が低下してしまうので、代わりに白湯を飲むようにしましょう。

さらに、消化活動を促すために、食事後は5分間黙って座ること、少し散歩すること、5分間横になることを勧めています。

アーユルヴェーダの健康法では、とにかく消化を重要視しています。なぜなら、消化不良の結果、身体に蓄積される不純物はアーマと呼ばれており、このアーマが代謝を妨げると言われているためです。

 

夕食:午後6時-7時

この時間帯は仕事終わりの時間であり、アーユルヴェーダで言うところのカパの時間となります。

カパは落ち着き、安心感が現れるドーシャです。

ということは、つまり我々も身体を落ち着かせたいと思っている時間となります。

この時間になると消化力があまり大きくないため、夕食は昼食より少なめにすべきと言われています。

具体的には、パン・お茶・果物だけで十分です。

 

ここの考えは意外かもしれません。

レストランでも、ディナーメニューがグランドメニューとして用意されているように、一番豪華なご飯は夜に食べる!という考えが常識になりつつあると思われます。

私も同じです笑

だからこそ、常識を変えて、夜に消化するものを減らす、と考えるだけでも体調が良くなる可能性があるということですね。

 

就寝:午後9時30分-10時30分

夜は早寝です。それもめちゃくちゃ早いです。

アーユルヴェーダでは、夜明けとともに起きるのが大事とお伝えしました。

睡眠時間を十分に取りながらも早朝に起きるためには、夜も早い時間に寝る必要があるということです。

その他にも、夜9時に寝る理由が以下の通り存在します。

  • 寝ている時間は身体の新しい組織を作る時間になるため、深い眠りが必要。
  • 夜10時を過ぎるとピッタの時間となり、身体が再度活動的になってしまうため、落ち着きのあるカパの時間に身体を休息させると、眠りが自然と深くなる。

 

この生活を1週間続けてみる

この生活を1週間でも続ければ気分爽快になると言われています。

また、本の著者のチョプラ先生が経営する医療施設「チョプラセンター」の患者さんは、朝だけでもディナチャリアに従った習慣に変えるだけで、それまでとは比べ物にならないほど素晴らしい心と身体の健康を手に入れたと報告しています。

私も最近実践しようと試しており、早寝早起きを数日行っていますが、まだ比べ物にならないほどの大きな効果は感じられていません。

それでも、早朝に起きた後、何か行動したいと思うモチベーションを自然と感じられているので、少しずつ心地よい感覚が得られていくのかな、と想像しています。

 

早寝早起きと適量のごはん

以上から、ディナチャリアの中心になっているのはトリドーシャの時間サイクルに合わせて早寝早起きすること、ご飯の量を調節することだと感じて頂けたかと思います。

ただ、色々とやることが多い一日の中、さらにリズムを守って生活するのは、最初は非常に難しいと思います。

そこで、ディナチャリアを実践する上での食事の用意で少し負担を減らす方法をご紹介したいと思います。

ヨシケイが提供する「日替わりメニュー」 は、1人分300円程の料金で栄養バランスの整った食事の『レシピ』と『必要分量の食材セット』を送ってくれます。

さらに現在は初回注文のみ50%OFFで購入することができます!

スーパーでの買い物や料理に時間を圧迫されがちになってしまう場合、このような方法も試してみて、自分の自由に使える時間を増やすことをぜひおすすめします。

 

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「日替わりメニュー」例

 

おわりに

以上、アーユルヴェーダから見る健康的な1日の過ごし方、ディナチャリアについてご紹介しました。

生活のバランスが乱れてきたと感じる際、上記で紹介した早寝早起き、食事時間等の習慣を少し見直してみて、健康改善のお役に立てれば幸いです!

 

他にもアーユルヴェーダの解説記事を作っておりますので、もし気になる内容があればご確認ください!

 

sstraveler.hatenablog.com

 

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